池田エライザ主演のルームロンダリングをオススメしたい理由。
三連休で4本、DVDを借りてきました。
山田涼介主演のナミヤ雑貨店の奇蹟。
上記は今日みます。
ナミヤ雑貨店の奇蹟は東野圭吾だから借りてみた。
昨日は、
ここでお勧めしたいのが
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この映画、わたしもTSUTAYAに行くまでは知らなかったのですが、TSUTAYAで見つけて面白そうだったので借りてみました。
内容は、父、祖母が亡くなり母が失踪してしまったことで孤独になってしまった御子(池田エライザ)の話。
不動産屋を営む叔父のゴローちゃん(オダギリジョー)に引き取られ、住む場所と仕事を提供してくれるのですが、
仕事は、ワケあり物件に住んで事故の内容を帳消しするというもの。
御子は霊が見えるようになって、ワケあり物件の様々な幽霊と生活をします。
ホラーかと思いきや、ホラー要素は少なく、ろぼコメディ映画。
自殺したパンクロッカーの公比古(渋川清彦)、ストーカーに刺殺されたOLの悠希(光宗薫)との出会いが、根暗の御子の性格を変えていきます。
おすすめポイントは、
①世界観がオシャレ
②OL悠希を刺殺した意外な犯人
③何もできない幽霊たちと御子の葛藤
④家族愛と隣人との交流はご法度
⑤オダギリジョーがかっこいい
ネタバレしないようにご紹介していきます。
①世界観がオシャレ
まず終始思ったのが世界観がオシャレ。
映像のコントラストがオシャレだし、
御子の使っている家具や、御子の服装までもがオシャレです。
サブカル〜〜って感じで、かわいい。
個人差ありだとは思うけど、わたしは好きでした。
②OL悠希を刺殺した意外な犯人
刺殺されたOL悠希。
御子や公比古の協力で犯人の顔を特定することができるのですが、なんとその犯人は意外な人物でした。
もう「コイツだったの?!?!?!?!」
という感想しかない。
③何もできない幽霊たちと御子の葛藤
犯人は分かったけど何もできない刺殺された幽霊の悠希
殴っても殴れない、呑みたい酒も呑めない幽霊の公比古
友達と遊ぶこともないまま見た目は子供で経験も成長できなかった小学生幽霊
何もしたいのに、死んでしまって何もできず後悔をする、悔やむ幽霊たちと
生きているのに「根暗おばけ」の為になにもできない御子。
御子が公比古に「(頼みごとがある)都合のいい時だけ出てくる!わたしにはなにもできない」みたいなことを言うシーンもあれば、
公比古が御子に「幽霊の俺たちじゃなにもできないんだ、生きてる御子にしかできないんだ」的な感じで怒るシーンもある
そこがとても泣ける。
幽霊も幽霊として頑張って生きてるんだなと実感してしまった。
④家族愛と隣人との交流はご法度
家族愛に関しては、ネタバレになってしまうから後に書きます
隣人との交流はご法度です。
これは御子がルームロンダリング(事故物件に住み履歴を帳消しにすること)の掟。
これ割と物語のキーワードになります。
悠希の部屋の怪しい隣人ももちろん交流はご法度。
しかし、怪しい隣人は御子のことを知りたいと話しかけるのですが。ネタバレになるから詳しく言えないのが悔しい
また、御子の家系の家族愛がまた素敵。
父を亡くして父の霊にもう家に会いに来ないという母
母が失踪して、迎えにくることを信じた御子
御子を育てたが、亡くなってしまった祖母
失踪した母の行方を知る、祖母の息子であり母の弟であるゴローちゃん(オダギリジョー)
そして亡くなった祖母と御子を守る約束をするゴローちゃん
序盤は何だこの怪しい男は!くらいでゴローちゃんを見ていたけど、話が進むにつれてゴローちゃんが御子を引き取った背景、
失踪した母についても明かされてきて
固い絆で繋がってるのは家族ということを実感した
⑤オダギリジョーがかっこいい
とにかくゴローちゃんがかっこいい。
結構怪しいヤクザみたいな(実際はヤクザでない)役で、
なんやねんこいつーーーー!!!!
って思ってたけど、話が進むにつれて自分の娘?妹?のように御子のことを考えるゴローちゃんがかっこよすぎた。
怪しい外国人とのやりとりをするから怪しい奴かと思ってたけど全部御子の芸大に行きたいっていう夢を叶える為に必要なお金だったのか…って思うとゴローちゃんカッケー…となった
人は見た目じゃないと。
とにかくルームロンダリングはみてほしい。
そんな泣きたい時、笑いたい時に見てほしい映画でした